「なのはさんが生クリームまみれになったらえろいと思いませんか?」
…と、昨日遠い実家の地に住んでいる弟と話しました。
その流れになったのは、私がたまたまケーキを食べていた事。中学時代の友人が誕生日だった事…というのがあります。
そんな事もあって、つい書きたくなった訳で…。フェイトさん誕生日ネタで、フェイトさんになのはさんを生クリームまみれにして貰いました。決してフェイトさんが生クリームまみれになった訳ではありません(ここ重要)
初めての大人向け小説(笑)
でもチキンだから18禁部分(というか殆ど)反転。興味ある方はどうぞ。
今日はフェイトの誕生日だ。この日の為に作ったケーキを渡して、これからフェイトと一緒に食べようかと思っていた。
なのに、フェイトの自室で押し倒されてるという今の状況はどういう事なのだろうか。
「ふぇ、フェイトちゃん…あの」
「ん、何?」
「ケーキ、食べるんじゃないの?」
ソファの上でチラリと視線を逸らして、テーブルの上のケーキを見る。それにつられるようにフェイトもテーブルを見た。そして腕を伸ばす。
机の上のケーキを少しだけ手で取ると、口に含んだ。
「甘くて美味しい…」
フェイトの口元に笑みが浮かぶ。その口がゆっくりと咀嚼するように動いたかと思えば、もう一度口が開かれた。
「分けて、あげるね」
何を、と問いかける前にフェイトの唇に自分のそれが塞がれる。薄く開いていた唇が抉じ開けられ、そこから甘い物が流し込まれた。
フェイトに唇が塞がれている以上、飲み込む事以外何も出来ない。口の中で溶けて、唾液と混じったそれを飲み込むと、長いキスが漸く終わる。
「どう?」
「……甘い」
自分で作った物に対して美味しいと言うのは気が引けて、そう告げる。
フェイトはそれに対して笑みを浮かべると、制服のシャツを脱がしにかかった。流石にこれ以上はまずいと感じてフェイトの手を拒むが、空いている手でそれを抑え付けられてしまい、あっという間に脱がされてしまい、アンダーを捲くられる。
「なのは、ごめん…アンダー脱がせて欲しいな。このままでも良いんだけど、それじゃ汚しちゃうから」
何をする気でいるのかはわからなかったが、汚れてしまうのは困るのでフェイトの言う通りにする。
アンダーを脱ぐと外気に素肌が晒され、思わず身体が震えた。それに対してクスリと笑うと、再びテーブルへ手を伸ばしてケーキの上に乗っているクリームを掬い、胸の突起へ塗り付けた。
「な、何して…!?食べ物を粗末にしちゃダメだよ」
「粗末にする気なんてないよ。全部、食べるから」
「え…っあ、ゃ……」
突起へと舌を伸ばし、クリームを舐め取っていく。だが舐め取るだけではなく、時折甘噛みされ、強く吸われる。
「フェイト、ちゃん……っん…ぁあ」
「クリーム、甘いけど…なのはと一緒に食べるともっと甘いね?すごく美味しい。もっと食べたいな」
にっこりと笑うと、下のタイトスカートまで剥ぎ取られた。フェイトはケーキを取り、鎖骨辺りから胸、腹の順にクリームを塗り付ける。手はそのまま更に下へと伸び、大腿へ触れる。そこへ置かれた手が何度か上下し、クリームが塗られる。
その後に塗られる場所は、もう一つしかない。それを予想して咄嗟に足を閉じた。だが、抵抗としてはあまりにも弱々しくて、フェイトによってあっさりと開かれてしまった。そこへフェイトの指が触れると上下に動き、大量のクリームが触れた。普段ならば味わう事のない感覚に身体が強張った。
「うん。これでいいかな…それじゃ、いただきます」
鎖骨から胸に向かって舌が触れ、クリームを舐め取っていく。その感覚がくすぐったくて身を捩ると、突然フェイトの唇が胸の突起を噛んだ。思いもよらない刺激に身体が跳ねた。
「っあ!フェ……トちゃ…」
唇が突起から離れ、今度は腹へと触れる。フェイトは腹に塗られたクリームを舐めながらも、突起を手で摘む。
くすぐったさが快感に飲み込まれ、段々と気持ちよく感じて来る。
「なのは。知ってた?くすぐったいのって…気持ちいいのと似てるんだって。だから、気持ちいいのとくすぐったいのを一緒にしたらどうかなって思ってたんだけど、どう?気持ちいい?」
言葉で伝えるのはどうしても恥ずかしくて必死に首を縦に振ると、フェイトが満足そうに微笑んだ。
そのまま脚を開かれて、大腿を舐め――そして、秘部へと辿り着く。そこは既に愛液に濡れていて、クリームと混じってトロリと零れた。
「なのは…凄く、美味しそう」
うっとりと囁かれ、舌でそっと掬い取られる。そのまま表面に塗られたクリームを中まで届かせるように舌が侵入する。
「ぅ……んあ…っ、フェイト、ちゃん……それ、ダメだよ…ぉ。も……イっちゃ」
「うん?そっか……私もお腹一杯だし、そろそろイこうか」
そう告げるとフェイトの指が中へ侵入し、窪みに当てて小刻みに擦った。更に大きく尖った敏感な突起を挟み、吸い上げた。
余りに沢山の刺激に、頭が真っ白になる。もう限界だった。
「っは……あ、ぁぁぁぁぁっ――」
* * *
「なのは」
「………」
「なのはぁ…怒ってる、よね?」
「怒ってるよ…だって、ケーキはぐちゃぐちゃだし、急にこんな事……身体、ベタベタだし」
「それは…ごめんね。ケーキはちゃんと食べるから許して?」
申し訳なさそうに謝るフェイトへ向かって、いいよ、と告げると、フェイトは安堵の表情を浮かべ、そっと頭を撫でた。
「お風呂、入ろうか?」
そう告げるフェイトに黙って頷くと、抱き上げられる。バスルームへ向かおうと歩きだすフェイトの首へ腕を回し、耳元で囁いた。
「遅くなっちゃったけど…誕生日おめでとう、フェイトちゃん」
「なのは……有難う…」
そう告げるフェイトは嬉しそうに微笑んで、優しくキスをした。
後書き
やっちゃったぜ…。なんか、生クリームプレイとか恥ずかし…いや、最高です。
きっと、次はバレンタインとかでチョコレート塗るよ!!きっと次はなのはさんがフェイトさんに塗ってくれる筈だ…。因みに、タイトルのS.S.Cは「sweet sweet cream」って感じだったんですが、明らかに虫歯になりそうなくらい甘ったるいので省略。
次は、連載書けたらいい…という願望。きっと六月になって、やる事終わったら更新すると思います。
なのはさんとフェイトさんが幸せならそれでいいです。
パラレルが多いような気がします。
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