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なのフェイなの なネタ投稿部屋。
Posted by - 2017.12.16,Sat
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Posted by リー - 2010.08.02,Mon
試験終わった…!!
一生懸命過去問勉強したというのに、今年から問題変更ってそんなのありかよぉぉぉ!!
あまりの驚きに原子Seを思わずセインって読んじゃったよ(本当はセレンです)
んで、ツイッター始めた!!
試験終わったらとか自分で言ってて忘れてたんで急遽始めたからまだほとんど何もしてないwww

さて、有言実行!連載更新します。
今回はやてさん大活躍!!シグナムもヴィータもちょこっと活躍してますよー。
フェイトさんがついに真相に向かって動き出しますね…。そんな訳で今回は視点が変わってフェイトさんになります。
では続きからどうぞ。

 

 

先程の連絡で指定された場所へ辿り着くと、静かに着地する。それと同時に、生温い風が頬を撫で、顔を顰めた。
目の前にある一本の大きな木を見上げると、自然と自分が死神になってからの記憶が蘇る。
ここは、思い出の場所だから。


「ここは…確か…」
「私とフェイトちゃんが初めて会った場所…やね」


突然聞こえた声に後ろを振り向くと、そこには連絡を入れた張本人のはやてが立っていた。
背を向けていた身体をはやての方へ向け、笑みを浮かべると、それにつられるようにはやても少し笑った。


「そうだったね。何だか懐かしい。もうすぐ百年くらい経つんだっけ?」
「そやね。もうすぐ百年や。…なぁ、フェイトちゃん。あの時私に話した事も覚えとる?」
「覚えてるよ」


忘れる筈がない。あの時は死神になって初めて、他人に自分の罪を告げた日でもあり、彼女の事を話した日でもある。
何故はやてに話したのか、今でもわからない。もしかしたら、初対面の筈なのにそう感じられない所に、つい心を開いたのかもしれない。


「私もよく覚えとる。『私は、人間だった時に恋人を殺した。それが、私の罪』…フェイトちゃん、そう言っとったな」
「そうだね」
「それで死神になって…死んだ人間の魂はどうなるかってのも、わかっとるよね?」
「死んだ人間の魂は、消えて二度と戻らない。死んだ人間の魂を生まれ変わらせる事は、死神にとって禁忌…」


はやての質問に、淡々と答える。
もうはやてが何を言いたいのか、わかっていた。
見つめ合っていた互いの顔の笑みはいつの間にか消えていて、真剣な表情へ変わっていた。

自分の答えを聞いたはやてがこちらに歩み寄る。そして、腕を伸ばし胸ぐらを掴んだ。


「ならわかる筈や。どれだけ似てようが、同じ名前やろうが、違う人間や。別人なんや!今のフェイトちゃんは、あの子に自分の恋人の姿を重ねて甘えとるだけや。そんなん、フェイトちゃんの為にもあの子の為にもならへん!!」


無表情ではやてを見つめる。
確かに、はやての言う通りなのかもしれない。だが、違うのかもしれない。
もう、好きという気持ちが彼女に向けられた物なのか、なのはに向けられた物なのか。今となってはそれすらもわからなかった。


「今ならまだ間に合う。契約を破棄して、あの子に会うのはもう止めるんや。これ以上あの子とこんな事を続けたら、禁忌と見なされ、フェイトちゃんは死神ではいられへん。後々は人間として、あの子の命を奪う事になる。私は、あの子にも、フェイトちゃんにもそないな事になって欲しくない」


胸ぐらを掴んでいた手の力が弱まり、はやては手を離す。だが、その目は未だこちらを見据えていた。
はやての気持ちは痛い程に理解しているつもりだ。自分だって、逆にはやてが同じ立場になったとしたら、はやての事を止めるかもしれない。唯一の友達が大切だから。
だが、だからこそ自分の意思を知って欲しかった。もう、後戻りするつもりはないと。

彼女の姿を重ねていようがいまいが、なのはの事を愛している事に変わりはないのだから。


「ごめん、はやて」
「フェイトちゃん…?」
「私は…例え禁忌だとしても、止めない。もう決めたんだ…」


今度はこちらから強い眼差しではやてを見る。
はやては黙ったままこちらを見て、そして溜息を吐いた。


「…仕方あらへん」


そう呟いてからはやては、自身の武器を手に取る。戦う意思がよく表れた瞳を見て警戒すると、自分も武器を構えた。


「力づくでも言う事、聞いてもらうわ」


言葉と同時に、はやての足元に魔方陣が現れる。
はやての魔法は発動までに時間がかかる。今のうちに気絶させて逃げようと思い、攻撃の為に前進しようとした。だが突然、後ろに気配を感じて振り向くと、シグナムがこちらへ切りかかる。
それを寸前で受け止めると空中へ逃げた。


「大人しくしろ」
「…嫌です」


武器――バルディッシュを再び強く握り締めるとシグナムへ向かって行く。今度はシグナムが寸前で受け止めた。
そして、後ろへ飛んで行く。


「…主、今です!」
「おおきにな、シグナム」


そこではやての方向へ振り向くと、はやては既に詠唱が完了していた。どうやら時間を稼がせてしまったようだ。
発動前に潰す為に急いではやてへ向かって行く。だが、攻撃ははやてに届く事はなく、いつの間にか現れたヴィータによって防がれた。


「…っ、やらせねぇっ!」


反撃を警戒してヴィータから距離を取るのだが、それがいけなかった。はやての魔法が、放たれる。


「行くで。響け終焉の笛、ラグナロク!!」


何とかして防御をして防ごうとするのだが、はやての大きな魔力にあっさり破られ、直撃した。

 


* * *

 


「……ん、フェ…ト……ん」


誰かが呼んでいる気がする。だが、気のせいだと思い込み、僅かに顔を顰めると寝返りをうつ。


「――フェイトちゃんっ!!」


すると、今度は先程よりも大きな声が耳に届いた。驚いて起き上がるとそこには、先程まで争っていたはやてが立っている。
咄嗟に警戒すると、はやてが僅かに苦笑する。


「そんなに警戒せんでも攻撃したりせんよ。さっきはちょおやり過ぎや。堪忍な。痛いとこあらへん?」
「それは…平気」
「そんなら良かったわ」


はやては立ち上がると、ベッドサイドに置いてあったコップに水を注いでこちらへ差し出す。それを見て、一瞬目を見開いた。


「これ、精気水だよね…。どうして…」


精気水とは、名前の通り精気を少量入れた水の事で、暫くの間仕事が出来ない死神に与えられる物だ。
仕事が出来なくなる程の怪我をした訳でもない自分がこんな物を貰えるなんて、おかしい。そう思っていると、はやては複雑そうな表情を浮かべて口を開いた。


「どうしてって…フェイトちゃんは暫くここから出れないからに決まっとるやろ」
「だから、何でここから出れないかが…」
「わからない、とは言わせへんよ。禁忌に足を踏み入れかけた挙句、上司には反逆。これだけ派手にやらかしといて、自宅謹慎で済んだだけ有難いと思うんやな」


はやての言葉に、何も言えなくなる。
人間と恋をするという禁忌に足を踏み入れ、上司に反逆。本当ならば死神界を追放されかねない程の事をしたのにも関わらず自宅謹慎で済んだのは、はやてがうまく誤魔化してくれたのだと思う。


「あの子との通信も出来なくなっとるからな。間違っても、逃げ出そうとか思わんといてな。これ以上何かされたら、私ももうフォロー出来ん。家で大人しくしといて、もう一度考え直すんやな」


それだけ告げると、はやては出て行く。持っていたままで飲んでいなかった精気水を飲むが、前日までに大量の精気を吸っていたからか、どこか味気ない。
飲みかけのグラスをサイドテーブルへ置くと、ベッドへ横になった。目を閉じて、なのはの姿を思い出す。


「約束……守れなかった」


ずっと傍にいて、というなのはの言葉に、自分は確かに頷いたのに。
頷いたからといって、あの時点でずっと傍にいられない事くらいわかっていた。だが、まさか一日もしないうちに約束が破られる事になるとは、思ってもいなかった。
自分は神になってもなお、なのはとの約束を守れていない。人間の頃に交わした約束は、なのはを殺してしまった事で破られてしまったし、死神になって交わした約束もついさっき、破られてしまった。

そう考え込んでいた時、ふと、疑問が頭をよぎる。


「…私、どうしてなのはを殺したんだっけ?」


あの時は、学校を卒業して二人で暮らし始めて。とても幸せだったのを覚えている。
なのはが浮気をした訳でもなければ、喧嘩した訳でもない。つまり、全てが順調だったのだ。そんな自分が、なのはを憎んだり恨んだりする事など、ない筈なのに。
何故殺そうなどと考えたのだろう。


「痛…っ」


必死に思い出そうとするのだが、その時の記憶はまるで霞がかったようになっていて思い出せず、頭痛が起こる。だが、そこに自分がなのはを殺した理由と、それ以上に重要な何かが隠されている気がした。
調べなければ、という心が身体を動かす。気付けば、シグナムに向かって回線を開いていた。


(――シグナム?ちょっと良いですか?)

(――どうした)

(――私、自宅謹慎になっていますが、調べ物、とかは家でしていれば制限とかないんですか?)

(――ああ。主はあくまで家から出ない事以外に制限をしていない。問題ないだろう)

(――そうですか。有難うございます。あと、書庫から持って来てもらいたい資料があるのでお願いしても良いですか?)

(――お前は今、外に出れないからな。良いだろう。それで、欲しい資料というのは…)


シグナムの言葉の後、一度間を置き、深呼吸をする。
本当は、この資料に触れるつもりはなかった。自分の一番辛い過去を掘り返す事を恐れていたから。だが、自分にとって大事な事がそこにある。
知らなければ、ならないのだ。


(――資料は、私の死んだ年の死亡記録です)
(――わかった。用意したら、すぐに持って行く)


シグナムからの了承を得てから通信を切ると、気持ちを切り替える為にベッドの精気水を一気に飲み干した。

 

 

 

 

 


後書き
長いなぁ…。戦闘って文章にするの難しい。
はやてさん大活躍でした。こういう真剣なはやてさんは好きです。でも揉む時のはやてさんはもっと好きですwww
さて、二人とも離れ離れ、且つお互いに動き出していく所でもあるので、今後はちょくちょく視点が動くかと思います。見づらいとは思うんですがお付き合い頂ければ幸いですー。
それでは次回の更新でお会いしましょう。

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なのはさんフェイトさんばっかりのSSサイト。
なのはさんとフェイトさんが幸せならそれでいいです。
パラレルが多いような気がします。

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