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なのフェイなの なネタ投稿部屋。
Posted by - 2024.11.23,Sat
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Posted by リー - 2010.08.14,Sat
15日より前にアップ出来て良かったぁ…。更新するどー!!
コメントの返信とか、貰ったバトンとかは、コミケ終わってからにしますね。明日のコミケでリーさんと握手したいとかいう悪い子はいねーがー!!…いる訳がないwww
でもマジで会ってやんよ!とか思ってくれる人がいたら嬉しいよね。友達少ないから余計にwww

んで小説なんですが。
……脇田さんからのリクエストです。こんな凄い人からリクエスト貰うとか本当に良いんでしょうかね?
この小説アップした後、「十年早いんだよ!」とか「面白くないからギャグ書くなよ!」ってコメント入ってたりしたら泣く。いじめられて喜ぶタイプだからそれはそれでいいのかもしれないけど…。

脇田さんのリクエストがこのブログで初・なのフェイ以外の小説www
「はやてさんが大活躍するギャグストーリーを書けやコラァ!!」
…とかリクエスト入っていたので(若干管理人の記憶と事実が入れ違っていますwww)頑張って書いちゃった。
せっかくギャグでやりたい放題やったので、普段なら見れる事のない組み合わせを目指してみました。
面白くなかったら書きなおしとかやるんで言って下さいな。
それでは続きからどうぞー。

 

 

夕方。覇王、アインハルト・ストラトスはその日の練習を終え、家へ向かって歩いていた。
先程まで一緒にいたヴィヴィオの笑顔を思い出し、無意識に微笑む。
最近は、一緒にいる事にも慣れて来て、初めて会った頃に比べればよく話せるようになった。

そうなるように努力した自分に小さくガッツポーズ。
ここが街中である事に気付くと、少しだけ気恥ずかしそうに早足でその場を離れようとした。
その時、ポン、と肩を叩かれる。振り向くと、そこには見知らぬ女性の姿が。


「アインハルト…やね?」
「はぁ…そうですが」
「大事なお話がある。少ーしだけ付き合うてくれへんか?」


微笑む彼女の手をアインハルトは払う。
当然だ。常識人ならば見ず知らずの人間について行く筈がない。だが女性は不敵な笑みを浮かべると、再び口を開いた。


「ヴィヴィオに関する話…でも、付き合うてくれへん?」
「…!!ヴィヴィオさん…?」


ヴィヴィオ、という単語に強く反応してから、アインハルトは視線を彷徨わせた。
全く知らない人について行くのはどうかと思うが、ヴィヴィオの話は聞きたい。その好奇心が、アインハルトの中で常識を超えた。


「…お話、聞かせてもらいます」
「よし、そんなら、ちょっとこっちで話そか」


そう言って歩き始めた女性について行く。
アインハルトとこの女性との出会いが、思えば後の事件の始まりだった――。

 


時は数時間後、高町家。


「演劇?」
「そう。今度、学年で演劇をやる事になったの。しかも、ストーリーから脚本まで完全に皆で作って」
「へぇ、完全にオリジナルなんだ」


そんな会話を繰り広げているのは、エースオブエースの一人娘、高町ヴィヴィオと、旦那(自称)のフェイト・T・ハラオウン。
今度学校で行われる学習発表会で演劇をやる事になったヴィヴィオは、なのはだけでなくフェイトにも来てもらおうと考えた。

普段、学校行事に中々顔を出す事が出来ないフェイトにとって、このお誘いは非常に嬉しい物だった。
誘いを受けようが受けまいが、フェイト自身は既に行く気であり、こっそり休暇まで取ったのは秘密である。


「でね…主役は私とリオとコロナなの。だから、フェイトママにも来てもらいたいな、って…」
「うん。ヴィヴィオが主役をやる演劇じゃ、見逃せないよ。フェイトママ、その日は丁度お休みだから、なのはママと一緒に行くね」
「本当!?やったぁ!!」


素直に喜ぶ娘の姿を見ながら、なのははクスリと笑うとテーブルに座っている二人へキャラメルミルクの入ったカップを置く。


「良かったねーヴィヴィオ。フェイトママが来れる日で」
「うん。……でも、この前の運動会みたいに張り切らなくて良いからね」
「あ、あれは流石に…もうしないよ」


この前の運動会、というのは、ヴィヴィオの運動会に初めて行ける、という事もあり張り切ったフェイトが全力全開で準備をしていた事についてだ。
いつの間に買ったのやら、一眼レフのカメラまで用意されていて、あれにはなのはも、苦笑するしかなかった。


「でも、あの時買ったカメラ、せっかくだから使おうよ。勿体ないし」
「それが良いかも。今週中に出しておくね」


会話に耳を傾けながらも、なのはママもフェイトママも来るから気合い入れなきゃ!と意気込んで、ヴィヴィオは自分の拳を強く握り締めた。

 


* * *

 


時はあっという間に過ぎ、学習発表会当日。楽屋裏では仲良し三人組、ヴィヴィオ、リオ、コロナが待機していた。


「うー、なんか緊張するね」
「そうだね…って、ヴィヴィオ、何してんの?」


二人の視線の先にいるヴィヴィオは、片手に通信端末を持ったまま、何やら難しい顔をしている。端末を閉じてから、二人を見て口を開く。


「今、アインハルトさんにメール送ったんだけど、返事が返って来なくて…。いつもならすぐに返って来るのに」


将来の旦那(仮)からメールが来ない事に落ち込む姿を見て、二人は苦笑する。
いつもは両親に向かってイチャイチャし過ぎだのと言っているのだが、娘も人の事は言えない――と。
余談ではあるが、ヴィヴィオの説教の矛先が、主に旦那の方に向いているのは言うまでもない。

そんな会話を繰り広げていると、前の学年の演劇が終わる。三人が登場するまでにさほど時間は残っていない。


「うー…アインハルトさんのバカ…」
「仕方ないよ、ヴィヴィオ。とりあえず始まっちゃうから早く!」


リオに促されて、仕方なく端末をバッグの中にしまうと、舞台へと出る準備を始めた。

 


そして、保護者の席でヴィヴィオの出番を待っているなのは、フェイトは、順番に演劇やら演奏を発表していく学年に拍手を送って行く。


「次がヴィヴィオだね」
「うん。フェイトちゃん、準備は?」
「…バッチリ」


あの運動会以来一度も使われていなかった一眼レフのカメラを持って笑顔を向けるフェイトに、なのはも笑顔で返す。
そんなやり取りをしているうちに、アナウンスが流れ始めた。


「只今より、四年生による演劇を始めます。皆様、盛大な拍手を」


アナウンスに従って、会場の保護者達が拍手をする。それと同時に、幕が上がると、ステージは真っ暗だった。これには、何が起こるのかと、会場が静まり返った。
それを合図に、マイク越しにナレーターの声が響いた。なのはとフェイトはそれに耳を傾ける。


「ここはとある世界のとある場所。そこにはめちゃくちゃ悪ーい人が住んどりました」
「「(……ん?)」」


ナレーターの声に、二人は思わず動きを止める。そしてお互いに顔を見合わせた。


「ね、フェイトちゃん…今のって」
「ま、まさか…だって今日は仕事だって」
「っふはははははっ!!」


周りの人に迷惑にならないようにこっそりと話している時だった。大きな笑い声がステージ上から聞こえる。
驚いてステージへ目を向けると、そこには――。


「はやてちゃ…むぐっ」
「しーっ!!黙って!!」


危うく大声で叫んでしまいそうだった所をフェイトが寸前で止める。
こちらを迷惑そうに見る保護者達に向かって頭を下げつつも、なのはの口から手を離すと、再び小声で会話を始めた。


「ど、どうしてはやてちゃんが!?」
「し…知らないよ……というか、凄いノリノリなんだけど」


ステージ上では、漆黒のマントに身を包み、バイザーを付けているはやてが、マントを翻して叫んでいた。


「我が名は悪の女王、ヤガーミ!この街にあると言われているお宝は、私がいただいたで!」
「ヤガーミって…」
「はやてちゃん……」


子供顔負けのノリの良さで悪役をやっている親友の姿に肩を落とす。
周りの保護者達も異変に気付いたようで、騒がしくなり始めた。


「誰かしら、あれ」
「…新しい先生なんじゃないの?」


すみません、上司兼親友です――!!
心の中で二人が同時に呟いた瞬間、ステージ上にヴィヴィオ達が現れた。

 

 

 

 

 


…とりあえず前半は終わり。
ギャグとか久しぶり過ぎてどうしたらいいかわかんなかった!ぶっちゃけ面白くないんじゃ…とか思ってる!!
とりあえず覇王の登場は次回です。…でも、ここまで伏線はっといてあえて出さないとかもありかなwww
……や、そんな事しませんけどね?
次回の更新はコミケ終わって少ししてからです。ちょっと待っててね!ではお粗末様でしたー。
 

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