ツバキさんからコメントにてSS貰っちゃいましたー。あれ、貰ったって事でいいんですよ、ね?
勿体ないからこっちに載せときます。
ついにそろそろゼミで入る研究室が決まるんだぜ…。今日第一候補言ってきましたが、一発で決まるといいなぁ。理系な自分にとっては卒業論文とかではなくて卒業研究だ!いろいろ研究するんだ!!何を研究するのかは言いませんけど。
とりあえずSS。続きからどうぞ。
もし盗撮してたのがなのはさんだったら。
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「うーん……なんかいまいち……」
物陰からシャッターを切り、しゃがみ込んだ私は撮ったばかりの写真を見直していく。けれど、どれもブレてたり他の人が写り込んじゃってたり満足どころか妥協できるものすら見当たらなかった。
……私、こんなに写真撮るの下手だったんだ。
今さら知った自分の不得手にため息を零す。隠し撮りなんてしてないで正面から撮ればいいじゃない、なんて呆れたようなアリサちゃんの声がするけどそんなの恥ずかしくて言えっこないよ……。
盗撮のほうが恥ずかしいなんて聞こえないキコエナイ。
「はぁ……」
「こんな隅っこで隠れて何してるの、なのは?」
「ひゃぅっ!? ふぇ、フェイトちゃん……」
後ろから声を掛けられた私はびくりと肩を跳ねさせ、聞き覚えのあるそれにぎこちなく振り返れば思ったとおりそこにいたのはフェイトちゃん。しかもその手にはさっき驚いた拍子に落としてしまったデジカメが。
「あっ……」
しまった、と声を上げるも遅くフェイトちゃんはピッピッ、と軽快に操作する。つまり私が撮ったフェイトちゃんの写真を確認していく。
永遠にも感じられそうな時を経て私の耳に届いたのはふぅん、の一言。
恐る恐ると顔を上げるとフェイトちゃんはデジカメをポケットにしまい込み、唖然とする私に手を出して、
「携帯、貸して」
「え? あ、えと、……はい」
「まったく、写真くらい言ってくれればよかったのに」
訳も分からず差し出した携帯を受け取ったフェイトちゃんは、片手で操作しながら私の隣に並ぶ。
そして不安を溶かすように優しく微笑んだかと思えば頬に触れる柔らかい感触、と同時にピロリンと携帯のシャッター音。
――あれ? 今の、何が撮られたの?
「はい。それじゃあまたお昼休みにね、なのは」
フェイトちゃんは混乱してる私に携帯を返すと、ひらひらと手を振りながら歩き去っていく。呆然と私も手を振り返し、恐る恐ると携帯を開くと、
「~~~っ!!」
待ち受けにされた私と、私の頬にキスするフェイトちゃんのツーショットに声にならない悲鳴を上げるのでした。
ちなみに生徒会室にてなのはさんが撮ったピンボケやブレている写真をニヤニヤもとい楽しげに見る会長がいたとか。
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盗撮なのはさん可愛い!
どうしてフェイト会長が盗撮すると変態っぽいのになのはさんはそうでなくなるんだろう。
そしてそろそろ自重するべきだフェイトさんは。きっとこの後、なのはさんの携帯を見たアリサさんが
「人が見てないからって何してるんですか会長!!いい加減自重して下さい!なのはもこんな恥ずかしい画像を待ち受けにしないの!」
って怒るに決まってる。妄想楽しいー!!
有難うございましたー!!
なのはさんとフェイトさんが幸せならそれでいいです。
パラレルが多いような気がします。
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