更新します!今週は連載であと一度更新出来るかと思いますよ。きっと水曜日くらいから忙しくなるので多分更新出来ないかもしれないです。でもちゃんと生徒会長と転校生ネタとか書いてますからね。
ついに短編以上の分量になったのでタイトルつけてカテゴリーも変えました。
前の二つも変わってるかと思います。
さて、教育実習も終わり、あの二人が恋人になってどうなったのか。という事について続編なるものを考えました。えっち要素もあるのでそこは反転させてます。前にデートとか話してたんですが、何だかデートとはちょっと違う感じになったような気が。とにかく二人の休日風景。興味のある方はどうぞー。
待ち合わせの時間の十分前。いつものように駅前で車を停め、携帯電話を開く。着いたよ、と告げるメールを送ってからバッグの中へそれを仕舞い込むと、暫くしてガラスを叩く音が聞こえた。
それを合図に助手席の鍵を開けると乗り込んで来たのは最愛の恋人。
「こんにちは、フェイト先生」
「うん。なのは、ごめんね。待たせたでしょ?」
「もう、いつも言ってるけど、そんなに待ってないよ。それより早く行こう?」
なのはに促されるように車を走らせると向かう先は自分の家。これからなのはの手作りの夕食を食べ、明日の夕方まで一緒にいる。いつもと同じ予定だ。
だが、いつものように真っ直ぐ家に帰るのは面白くない。そう思って、いつもなら右折する筈の交差点を直進すると、なのはが異変に気付いた。
「あれ、今日は別の道なの?」
「ん?たまには寄り道して行こうと思ってね。少し付き合ってよ」
そう告げると、なのははわかった、と頷いて微笑んだ。そのまま車を走らせて向かうのは公園の駐車場。海沿いに車を停めてから夕陽のある方向を指で示すと、なのはの視線もそちらへ向く。
視線の先の夕陽の綺麗さに、なのは同様顔が綻んだ。
「綺麗だね…」
「うん…」
呟いたなのはの言葉に同意して頷く。すると突然肩を叩かれた。思わずなのはの方を振り向くと、唇になのはのそれが触れる。触れるだけのキスだが、それでもなのはが自分からしてくれるのは珍しい。普段は恥ずかしがってしないから。
「なのは…?」
「この前見た恋愛映画でこうして、夕陽見ながらキスしてるシーンがあってね。似てたからつい…。でも、やっぱり恥ずかしいかな…にゃはは……」
照れくさそうに笑うなのはに、家に着くまでに我慢しようと思っていた自制心があっさりと崩されてしまう。
なのはの頬へ手を添えて口付けると、なのはの身体が僅かに強張った。舌先で唇を抉じ開けて口腔を犯すと、なのはの手が背中へ回り、服を強く握られた。
逃げようとしていたなのはの舌を引き摺り出し、軽く甘噛みすると、可愛らしく反応を示した。満足するまで口付けてから唇を離すと、銀色の糸が二人の間を繋いだ。そのまま服の上から胸へ触ると、なのはの手が拒むようにこちらの手を掴んだ。
「や、フェイト先生…こんなところで……」
「ごめんね、我慢出来そうにないんだ。許して、なのは」
「やだ、やだよ…。人が来たら…」
「見せつけてあげればいいよ」
反論したそうになのはが口を開くが、それを見計らってキスで塞ぐ。そのまま服と下着を一気に上げると、露わになった胸に直接触れる。
「嘘。本当は誰にも見せたくない。なのはのこんな姿を見ていいのは私だけ…。そうでしょ?」
唇を離してすぐになのはに問えば、返事の代わりに何度も頷かれる。
愛撫する手を休めずに顔を下げ、胸の突起に舌を這わせると甘い声が上から降って来た。
「っあ、あ…っ、せんせ……」
なのはの瞳が、誰かが来るかもしれないという不安に揺れている。
ここは以前来た時に見つけた場所で、公園から距離がある為に人が来る事なんて滅多にない。その事はわかっているがまだ言わない。不安に脅えた方が興奮する事を知っているから。
その証拠に、ほんの少しの愛撫しかしていない筈なのに、なのはの秘部は十分過ぎる程に濡れて下着に染みを作っていた。
「凄い、濡れてるね…。そんなに興奮した?」
「してな…っ」
「嘘。じゃあこれは何?まだほとんど何もしてないのにこんなにして。ほらここ、染みが出来てる」
助手席のシートを濡らしてしまうと後々の処理が面倒なので、車の中に置いてあったタオルを後部座席から取ると、なのはの下に敷く。
それから下着を脱がしなのはへ見せると、顔を真っ赤にしながら視線を外した。
恥ずかしさからか赤く染まっている耳が可愛らしく感じられて軽く口付けると、なのはの身体が反応した。それに気を良くして、耳の形をなぞるように舌を這わせれば、なのはは身を捩らせ、時折口から甘い声が漏れる。
「知らなかった。なのは、ここ弱いんだね…」
「ひゃ…も、しゃべら、ないで…」
耳元で息を吹き掛けるように話せば嫌々と首を横に振る。軽く甘噛みしながらも下腹部に手を伸ばし、脚を開かせてから中指を中へ侵入させる。予想もしていなかった刺激になのはの身体が跳ねた。
「ふぁ…!っあ、せんせぇ…」
中指を馴染ませるように何度か上下に動かしてから、窪みへ押し付けると、中が締まりなのはの頬へ涙が伝った。それと同時になのはの口が再び開かれる。
「や…っ」
「なのは…?私、何か嫌な事しちゃった、かな。嫌なら、止めるよ…」
嫌な事をしてしまったのかと慌てて手を止め、指を引き抜こうとすると、なのはの手がそれを阻止した。
「違う、の…。指、これじゃ足りな…から……。もっと、して……?」
「なのは…」
舌で頬を伝う涙を取ってから、キスをする。一度中指を引き抜いてから今度は薬指も添えて侵入する。
根元まで入れてから先程と同じように窪みへと指を押し付けた。すると、先程以上に強く締まる。そのまま存在を主張しようと大きくなった敏感な突起を親指で押し潰すと、なのはの身体が震えた。
「んぁ、そんな…両方したらイっちゃ…。ダメ、だめぇ……っあぁ――」
なのはが絶頂を迎えたと同時に大量の飛沫が手を濡らす。未だ小刻みに身体を震わせるなのはへキスをすると優しく微笑んだ。
脱いでいた下着を穿かせ、身支度を整えると、濡れたタオルを袋に入れて後部座席へ置いた。
帰る準備が済む頃にはなのはの呼吸も落ち着き始めていた。
「帰ろうか…」
「…うん」
なのはが頷くのを確認してから、今度こそ本当に家へ向かって走り出した。
* * *
「さっきの、見られちゃったかな…」
車が走り出してから暫くして、なのはが呟く。ちらりと横目でなのはの表情を見ると、不安の色が浮かんでいた。
「大丈夫。誰も来てなかったから…。それに、あの場所は公園から離れてるから人も滅多に来ないし」
「そ、そうだったの?でも、フェイト先生何も…」
「ちょっと苛めたくなったから言わなかったんだ。ごめんね?」
軽く謝罪をするが、なのはは怒った表情を浮かべながらこちらに向かって口を開いた。
「許せない!先生これから一ヶ月禁欲っ!!」
「え!?なのは、許してよ。一ヶ月もなのはに触れないなんて耐えられないよ…」
少し悲しそうに呟いてみるものの、なのはは未だに許した気配がない。赤信号で車が止まった時を見計らってなのはの耳元へ唇を寄せると、囁くように告げる。
「ねぇ、なのはは私の事、好きじゃない…?」
「な、何で?」
「私は好きだから、一ヶ月もなのはに触れられないのは耐えられない。でもなのはは、私に一ヶ月触れなくても平気って事だよね?」
「そ、れは…」
「好きだよ、なのは。愛してる」
「――っ!!もう…」
信号が青に変わり、車を再び走らせると顔を真っ赤にしたなのはが溜息を吐く。そんな姿を見て笑みを浮かべると、漸くなのはがこちらを向いた。運転しているので視線を前へ向けていると、不意に頬へ口付けられた。
「平気な訳、ないよ」
小さく発されたなのはのその言葉に、満足そうに微笑むと、差し掛かった交差点を左に曲がった。
後書き
これ、デートじゃなくて、これはもうただのカーセックs(殴)
とりあえずギャップを意識してたので、教育実習中のツンケン態度と裏腹にデレデレベタベタにしてみたんですがどうですかねぇ?
例外を除いて毎週土日になるとフェイトさんの家にお泊まりに来ている通い妻的なのはさん。でも土曜日も学校に行っているなのはさんを迎えに行くフェイトさん。家に着けば全力全開(笑)
もっちろん大学卒業後は一緒に住んじゃうんですよね。職場一緒で。で、はやてさんにからかわれると。
…なんて妄想を展開してました、が多分完結すると思います。
とりあえずお粗末様でしたー。
なのはさんとフェイトさんが幸せならそれでいいです。
パラレルが多いような気がします。
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