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なのフェイなの なネタ投稿部屋。
Posted by - 2017.12.16,Sat
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Posted by リー - 2010.06.15,Tue


蒸し暑いですねー。関東梅雨入りおめでとう。ちっとも嬉しくない…。
あと一カ月もすれば夏バテになります絶対。夏なんて嫌いだ…。

そういえばですね、私未だに海水浴というものを経験した事がないんですが、それを今日友人に言ったところ変な顔されました。確かに変だとは思いますけどね。夏に泳ぐっていえば川だろ!!な自分です。でも一度でもいいから海水浴したい…。でもそんな余裕自分にはない。夏になれば実家に帰るし。

さて、連載更新します。
死神フェイトさん6話。続きからどうぞー。


 

 

それは、とある日の昼休みでの出来事だった。


「なのは、最近ちょっとおかしくない?」
「そ、そうかな…?」
「休日の付き合い悪くなったし、何かぼーっとしてない?色々変よ」


呆けているのはフェイトの事を考えていたからで、休日の付き合いが悪くなったのは、フェイトの食事で疲れている事が多いからだ。
最近の自分の生活はフェイト中心に動いている気がする。

好きだと気付いてからは特に。
最初は、たった数回しか会った事のない相手を好きになるなんて、とその気持ち自体疑心暗鬼だったが、いつしかそんな気持ちも消えてしまっていた。


「まさかアンタ…好きな人でも出来たとか…?」
「えっ……」


アリサの言葉に思わずフェイトの姿を思い浮かべ、顔が熱くなる。そんな自分の様子を見たアリサとすずかは目を大きく見開いた。そして、呆れ顔。


「…わかりやすー」
「本当にね」
「あぅ…」


墓穴を掘ってしまった。好きな人という単語に反応して顔を赤らめれば、好きな人がいます、と言っているようなものだ。


「それって、この前言ってた人の事?」


もう否定する気にもなれず黙って頷くと、アリサとすずかはお互いに顔を見合わせてから再び口を開いた。


「…ちなみにどんな人?」
「言わなきゃ…ダメ…?」
「ここまでばらしといて今更言わないとか、ないに決まってるじゃない」


こちらを見つめるアリサの瞳が、絶対に逃がさないという意思を主張している。助けを求めるようにすずかを見るが、無理だ、というように首を横に振られてしまった。
もう、諦めるしか、ない。


「…あまり詳しくは言えないんだけど。いつも凄く近くにいて、繋がっているように感じるのに、遠くにいるようにも感じるんだ。自分の手が届かないって感じ?だから、好きなのは確かだけど、告白しようとか、付き合うとかは全然考えてなくて」
「うーん。よくわからないけど…傍にいるし、好きだけど、次元が違いすぎて手が届かないって事?」
「そんな感じ」


自分で言っていて、悲しくなる。だが相手は神なのだ。どんなに人間と近い姿をしていても、人間とは違う。

昔から、色々な神話を読んだり聞かされた記憶があるが、人間と神が恋をしたら、必ずどちらかが不幸になる。
自分が不幸になりたくないのは勿論だが、それ以上にフェイトが不幸になるのは嫌だった。


「…その人は?」
「え?」
「だからその人は、なのはの事どう思ってるのよ」
「んー…。気に入ってくれてるのは確かだけど、それ以上の事はわからない。仮に好きだとしても、きっとそういう意味での好きじゃないと思う」


正直な話、フェイトの心の中が知りたくて魂を見ようとした事は、ある。だが見えないのだ。
その部分だけまるで隠されているように見る事が出来ない。

何とかして見たくて、何度も何度も挑戦してみたのだが結局見えず、最終的には意味もなく魂を見ている事がフェイトを不審に思わせたようで、止めた。
だから、フェイトが自分の事を気に入ってくれているのは、フェイトが口に出して伝えてくれた事だから言いきれるが、そこから先の事は憶測だ。あえて嫌いだという事を考えないのは、嫌いだと思って欲しくない自分の願望だった。


「でも、最初から諦めてるってのは、なのはらしくないような気がするわ」
「うん…私もそう思う」
「そう、だね…。うん。もうちょっと頑張ってみようかな」


きっと、想うだけなら許されるだろうから。
やる気の度合いを見せるように立ち上がると、アリサとすずかがこちらを見て笑った。

 


* * *

 


「フェイトちゃん…」


夜になり、部屋の灯りを消してから名前を呼ぶ。すると、あまり間を置かずにフェイトが姿を見せた。


「会いたく、なったの?」
「……うん」


いつもと違い、素直に答えるとフェイトが驚いたような表情を見せる。だが、すぐに笑みへと変化させると、こちらへ近付いて座った。ベッドが軋み、音を立てる。


「今日は素直だね…」
「そう、かな?」
「うん」
「ね、フェイトちゃん」


(――キス、して欲しい)


一度言葉を切り、心の中でフェイトへ告げる。すると、それを聞いたフェイトの目が見開いた。


「ダメ?」
「ううん…」


拒否されるのか不安になり、フェイトへ問えば首が横に振られた。拒否された訳ではないらしい。フェイトはこちらへ手を伸ばすと、顎へ手を添えた。そして、すぐに唇が触れる。
自分からして欲しいと言ったのだが、それでもいざフェイトにされると恥ずかしいような、嬉しいような、色々と混じった気持ちが溢れて来る。

唇が離れ、フェイトの舌が唇を舐めると、紅い瞳と視線がぶつかった。


「なのは、良かったの?」
「何が?」
「その、私がキスして…。こういうのは好きな人とか、大事な人とかとするものでしょ?」
「別に、そういう人、いないし…。フェイトちゃんにされるのは、嫌いじゃないから」


好きな人がいるなんて、言わない。そんな事を言ってフェイトに勘違いされるのは嫌だと思ったから。そんな言葉に対してフェイトはそっか、と微笑んだ。
その瞬間、今度はフェイトが回線を開いてこちらへ告げた。


(――じゃ、今度はなのはからして?)


その言葉に、今度は自分が目を見開く。まさか、言い返されるなんて思ってもいなかった。顔に熱が集まるのがわかる。
そんな顔を見られたくなくて俯くと、フェイトが笑いながら頬へ手を添えた。


「なのはが恥ずかしがってどうするの?私を照れさせたかったんじゃなかった?」
「そう思ってたけど、フェイトちゃん全然恥ずかしがらないし…」
「私に言い返されて自分の方が赤面しちゃうんじゃ、まだまだ甘いよ、なのは」
「……っ、もう知らない!」


拗ねたようにフェイトから視線を外すと、そんな自分に苦笑したフェイトが顔を近付けて来る。何とかして顔を背けたかったが、フェイトの手がそれを許さない。


「ごめんね。私からもう一度するから…拗ねないで?」


言葉の直後に触れた冷たい唇を感じ、思わずフェイトの背中へ手を回せば、応えるようにフェイトの手も背中へ回された。

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き!
「フェイトさんをクールに。フェイトさんをクールに。フェイトさんをクルー…あ、間違えた。クールに!!」
…とか念じて書いたやつ(笑)
なのはさんの気持ちは若干動いた感じですねー。これからフェイトさんの気持ちが動かなければ…。
今週は土曜日くらいまで更新しません。ちょっくら忙しくなります。でも次に更新する際にはフェイト会長…もとい生徒会長ネタでやりたいです。
それではお粗末様でしたー。

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なのはさんフェイトさんばっかりのSSサイト。
なのはさんとフェイトさんが幸せならそれでいいです。
パラレルが多いような気がします。

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