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なのフェイなの なネタ投稿部屋。
Posted by - 2024.12.04,Wed
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Posted by リー - 2010.08.31,Tue

なのポ楽しい!うひひ!!
弟からやっと借りる事が出来ました。星光の可愛さは異常ですwww

もう明日から9月だというのに、暑くて暑くて溶けそうですねー。
この暑さで、色々な事に対するやる気を失いつつある自分です。
そして明日は面接です…。若干鬱になってます。

…という前置きを添えて更新ー。
本当は連載と一緒に更新するつもりだったりしました。でも都合上しませんでしたが。
これの続きです。
思った以上に人気で驚きました。
さて、お風呂に一緒に入ったフェイトさんが選んだ選択肢は一体どれだ!?
…気になる人は続きへどうぞ。

 

 

濡れた制服を脱ぎ始めたなのはに背を向けると、自分も制服を脱ごうとシャツのボタンに手をかける。だが、手の震えが止まらず、中々外す事が出来ないでいた。
先程はつい勢いでなのはの誘いを受け入れてしまったけれど、一緒に風呂に入るという事はつまり、お互いに全裸という事だ。
視界に入る物の刺激が強くなるという事につい、頭を悩ませる。出来るのならば、どうして了承したのか、と少し前の自分を殴りたい。


「フェイトちゃん、まだ脱げてない?」


考え事をしていると、後ろからなのはが声をかける。
つまり、今後ろを振り向けばなのはが何も着ていない状態という事。
つい振り向いてしまいそうになったが、今見たら確実に何かが終わる。そう自分に言い聞かせ、ぐっと堪えると、脱衣所の壁を見つめたまま口を開いた。


「ご、ごめん…。上手く脱げなくて」
「そうなの?手伝おうか?」


そう言ってなのはが身体に触れた瞬間、驚いて過剰に反応してしまった。なのはの手が焦ったように離れて行く。


「ご、ごめんね」
「ううん…。ごめん、先に入ってて。すぐに行くから」


自分の言葉に、なのははわかった、と一言。そして、浴室のドアが開閉される音が耳に届く。
なのはが完全に浴室へ行った事がわかると、その場にへたりと座り込んだ。そして、深い溜息。


「(ダメだ…心臓に悪過ぎる……)」


入る前から既に挫けてしまいたい気持ちでいっぱいだったが、入ると言ったからには逃げる訳にもいかず、何より浴室で待ってくれているなのはを悲しませたくない。
新たに気合いを入れ直して立ち上がり、制服と下着を脱ぐと、タオルを一枚持って浴室のドアを開けた。そこで思わず動きを止める。
視線の先には、シャワーを浴びようとコックに手を伸ばすなのはの姿。勿論、タオルは外されている。


「フェイトちゃん、もう遅いよぉ」
「……あ、ご…ごめん!」


なのはの一言で我に返ってから、浴室のドアを閉める。そのまま、なのはの姿はなるべく見ないようにしてタオルを外す。
誰かが、全裸には萌えがないなんて言っていたが、嘘だ。絶対に嘘だ。
だって、十分萌えた自分がここにいるから。

そうして物思いに耽っていると、急に自分にお湯が浴びせられた。
驚いて前を見ると、僅かに怒った表情のなのはがそこにいた。


「フェイトちゃん」
「は、はい…」
「さっきから、視線が合わないんだけど、どうしたのかな?」


こちらに顔を近付けるなのはに対して、無意識に視線を逸らしてしまう。
今、視線を向けると、色々な物が嫌でも視界に入ってしまうから。
嫌、というよりは嬉しい、と言うべきなのかもしれないが。


「…また逸らす。もしかしてフェイトちゃん、顔も見たくないとか…?」
「そんな事ないっ!」
「じゃ、こっち見て」


そう言われても、視線を向ける事につい躊躇ってしまう。
そんな自分に痺れを切らしたのか、なのはの両手が頬を挟み、無理矢理向かせられた。
視界に入って来る物が、自分にとってどれも刺激の強い物ばかりで、段々とパニックに陥って来る。


「ああああのその、なのは」
「…フェイトちゃんっ!?」


パニックのまま気付いた時には、正面からなのはの身体をしっかりと抱き締めてしまっていた。
まるで離さないと主張しているかのように両腕はしっかりと背中に回してしまっている。
そしてふと正気に返って気付く。自分の顔は柔らかな胸に埋められていた事に。
むに、と自分の顔が動いた事で形が変わる。それを見て、もう、耐えられなかった。


「うわぁぁぁっ!その、私もう出るねっ!!」


慌ててなのはの身体を引き剥がすと浴室を出て、早々と脱衣所を出て行った。

 

 


そんな中、一人浴室に取り残されたなのはは、突然の出来事にぽかんと口を開けたまま立ち尽くす。
だが、すぐさま我に返ると、浴室のドアを見つめながら、怒りの含まれた表情を浮かべて呟いた。


「フェイトちゃん、ヘタレ過ぎるの…」


その後、暫くなのはの機嫌は直らず、ひたすら必死に謝り続けるフェイトの姿が見られる事となった。
勿論、この事態を終わりへと導いたのは、二人の親友のうちの一人、アリサ・バニングスであるのは言うまでもないだろう。

 

 

 

 


続きないのかよー!?とコメントあったので書いてみました。どうでしたかね?
パニックになってつい欲望に忠実に動くものの、正気に返って耐えれれなくなるってパターンは結構可愛いと思います。
手を出そうとしたのにも関わらず未遂で終わってしまうのがフェイトさんらしいかと。
そしてなのはさんは誘い受けなので、絶対わかっててやってますwww
こういう耐性のない中学生は書いてて可愛いですね。
では、お粗末様でした。

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なのはさんとフェイトさんが幸せならそれでいいです。
パラレルが多いような気がします。

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